ご無沙汰しております。

ネット上で流れた事実無根の誹謗中傷への対応等により、ネットの優先順位が一番低くなっていました。
正直、ブログを閉鎖して、ホームページへの統合も考えていましたが、後援者からのアドバイスもあり、少し考えなおそうと思い、久しぶりに更新することにしました。

この間、スタッフが少ない状況で、党員・サポーター集め、宮城3区13市町のうち、5つの市長・町長選挙の対応が終わり、やっとまとまった時間ができたので、ホームページをはじめ、色々修正している最中です。

落選して、国会を外から見ていると、色々考えさせられます。
野党が弱くなりすぎました。
与党のやりたい放題の状況です。

特定秘密保護法憲法問題についても、国会では野党がバラバラで、どうにも戦えていないと思います。
消費税増税にしても、前提となった約束は、反故にされそうですね。
そもそも、税と社会保障の一体改革の文脈の中での消費税増税のはずでしたが、社会保障制度が改善されないまま、国民の負担だけが増えています。
そして、国民の皆さんに負担を強いる前に、国会議員の定数削減から断行するはずでした。おととし11月、テレビで中継された国会の党首討論で、民主党野田総理自民党の安倍総裁が交わした約束も、反故にされそうです。

細かいところも、色々あります。
例えば、東日本大震災の復興の財源にする為に、国会議員の給料(歳費)を2割下げていたのですが、いつの間にか、ことし5月から元に戻ってしまいました。
ちなみに、国民に負担を強いる部分は戻っていません。逆に、個人住民税は6月から10年間、年1000円が上乗せされました(ちなみに、所得税は昨年1月から25年間、2・1%加算されています)。

そして、皆さん、最近、ガソリンが高くてお困りですよね。
実は、ガソリンの価格が高くなりすぎた場合、価格が安くなる場合があります。
ガソリンの3か月の平均小売価格が、1リッター当たり160円を超える場合は、トリガー条項により暫定税率の適用を停止するのです。
しかし、この「トリガー条項」については、復興財源に充てること等を理由に、その適用を停止することになりました。
つまり、どんなにガソリンの値段が高くても、安くはなりません。
国会議員の歳費を元に戻すより、こちらを元に戻して貰いたい。

民主党が、負けすぎて、政治に緊張感が無くなりました。

解散前に「オリーブの木」等と言って、離党した方々がおられましたが、今の国会の状況をみるにつけ、日本の政治状況の中では、機能すると思えません。

鳩山、小沢、菅各氏の世代が成し遂げた、政権交代。しかし、政権運営に失敗し、民主党を崩壊させ、国民の期待を裏切った世代でもありました。
この世代の失敗を教訓に、それを乗り越えて国民の皆さんに選択肢を示すべく、自民党以外にもう一つの選択肢があることを示すべく、踏ん張って、強い民主党を再生しなければなりません。それにより、政治に緊張感を
取り戻し、危機的状況の我国の民主主義を復活させなければなりません。

私は、これからも頑張ります。

日米TPP事前協議について(自動車)


大河原町議会議員選挙終わりました。
当選して欲しかった候補者4人全員当選なされました。
特に民主党公認のます和也さんは、トップ当選。
候補者、後援会の皆様の頑張った結果でした。
おめでとうございます。
私も、頑張ります。



最近、離党した友人数人と話していたら、TPPにしても、原発にしても、社会補償制度改革にしても、民主党の中には、本気で頑張っていた人達が居たと言っていました。

TPPについて、話します。

私が国土交通大臣政務官時代の担当業務に、自動車がありました。
米国との自動車のTPP事前協議については、国交政務官の時に、自動車分野だけ、機密報告を数回にわたり細かく受けてました。
細かくは書きませんが、米韓FTAを考えても、安全基準、関税等々、とてもじゃないけれど受け入れられない内容でした。



報道によると、日米両国は、TPPの事前協議において、自動車分野で米国の関税撤廃を最大限に後ろ倒しをする事で合意しました。
そして、「輸入自動車特別取扱制度」の年間販売台数上限を拡大します。
残念ながら完全に失敗です。



交渉に入る時期を決めてしまっていたので、米国の要求を、そのまま丸のみしてしまったのでしょう。
大統領との会談もあったので、お土産だったのかもしれません。



米国の要求を受け入れると、他国との交渉にも影響します。



そして、日本にとっての最強カードの一つである自動車が丸のみだと、他の分野も丸のみに近いものになりかねません。



安全基準、流通制度、補助金制度などについても、完全に持って行かれると思います。

今回の様な丸のみ合意内容では、これから先、国民の安心、安全が脅かされます。

今日は、本の紹介。

「啓け」ー被災地へ命の道をつなげー岩田やすてる著 コスモの本 定価:900円+税

東日本大震災直後の壊滅的な状況下、主要な国道啓開(意味:きりひらく)を短期間で完了し、人命救助や支援物資の早期輸送、産業の早期復旧等の生命線を確保した、命懸けで道を啓いた人間達のドキュメンタリー漫画です。

見所としては、
尊敬する国土交通省東北地方整備局の徳山日出男局長が、発災直後に、
「災害のプロとしての実力をみせてくれ。」と東北地方整備局の全局員に号令をかけたエピソード。

熊谷順子元防災課長が、無人でヘリコプターを飛ばすエピソード。

私の大先輩、大畠国土交通大臣が、発災当夜のテレビ会議で、
「責任は私がとる。これからの対応は(現場の判断に)任せる。国交省の枠にとらわれず、予算のことも考えなくていい。国の代表だと思って、やれることはすべてやってくれ。とにかく人命救助を第一にやってくれ。」と、全国の国土交通省職員へ号令をかけたエピソード。

林崎吉克元道路調査官の指揮のもと、道路啓開のために、官民一致団結して、発災後4日で、国道4号につながる15本の横道を啓けた偉業。(クシの歯作戦:後に、「航路啓開チーム」と共に、人事院総裁賞受賞。私が大臣政務官の時、受賞が決まり、直ぐに徳山局長にお祝いメールしたなあ、、、)

リエゾンの活躍。

徳山局長の
「必ず物資は手配します。私をヤミ屋のオヤジだと思って、何でも必要なものをおっしゃって下さい。」と言って、棺桶、燃料、食料、生理用品まで届けたエピソード等々。

この本を読んでいると、私自身も発災直後から市町村長と連絡をとり(私は、宮城県沖地震を警戒して、自分の携帯電話を災害対応にしておいたので、発災直後でも電話がつながりました。)、官邸、幹事長室、各省庁と連携をとりながら、何でもやっていた事を思い出します。 発災当夜の真夜中の2時、名取市長の佐々木さんから衛星携帯電話で、「橋本君!排水ポンプが来ない。町から海水を出さないと、被災者を助けられない。何とかしてくれ。」との要望を国交省につなげ、食料、燃料、通信手段、、ありとあらゆる要求を政府に伝えるべく、不眠不休で、頑張っていたなあ。


是非、御一読下さい。
感動します。
Amazon等でも売っているようです。

写真は、本にも出てくる東北地方整備局の災害対策室での私の国土交通大臣政務官としての挨拶。
隣は、尊敬する徳山局長。

<<橋本清仁の復興への取り組みホームページのお知らせ>>

http://kiyohito.p2.bindsite.jp/index.html

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事務所の引越し、東日本大震災の式典、柴田町大河原町議会議員選挙対応など、忙しくしておりました。

東日本大震災の発災以来2年が経ちました。
この2年間、故郷宮城の復興に全力で取り組んできました。
仙南においては、農業、商工業の復興が進み、インフラも復興が進んでいます。
仙台湾南部海岸堤防(空港区間)、県南浄化センター、仙台南部道路ネクスコ移管等、私の取り組んだ仕事が、形になってきました。
ただし、地域によって復興のスピードにばらつきがあり、すすんでいる場所は進んでいるが、遅れている所は、取り残されています。
原因としては、地形的問題、被災の規模の問題、そもそもの自治体の基礎体力の問題、自治体と被災住民との関係等々、色々あります。
国で解決できる事もありますが、被災者、自治体が、解決していかなければならない事もあります。
今までも、法律を新しくつくったり、運用により、一つ一つ乗り越えてきました。これからも、元国土交通大臣政務官、元復興大臣政務官として、故郷の復興を見守り続けたいと思います。

先日、党の震災復興調査会が視察をしたいという要望があったので、アレンジさせていただきました。
最初に山元町役場へ。山元町は、今年度中に災害公営住宅の供給がはじまります。被災地最速です。頑張って頂いています。
斎藤俊夫町長からは、札幌市や横浜市など全国から70人以上の職員派遣等の人的応援を得ても、平時の15倍にも及ぶ予算の執行に当たっているので、まだまだ職員が足りない事、復興公営住宅の入札が幾つか不調に終わっており対策を検討中であることなどの説明がありました。現職時代に、片山元総務大臣にお願いし、全国から多くの職員を派遣頂いて、被災自治体は助かっているのですが、そもそも山元町のように自治体の規模が少さく、被災規模が大きいと、まだまだ厳しい。そして、間もなく入居が始まる復興公営住宅も見て回り、その後、荒浜漁港で漁業の現状について意見交換を行いました。

続いてJAみやぎ亘理を訪問。ここは、復興のシンボルとして頑張って頂いています。岩佐國男組合長の復興にかける情熱は素晴らしく、震災直後から積極的な行動をとってこられました。復興にかける情熱が、抜きん出ていました。それだけに連携がしやすかった。被災者、地方自治体、国の連携が上手くいったケースです。岩佐組合長、亘理町長、山元町長と連携し、いちご農家の復興に、1 6 1億円の予算を確保しました。これに関しては、鹿野元農水大臣、平野復興大臣に感謝。大変お世話になりました。岩佐組合長からは、「様々な要請内容をきちんと約束通り実行してくれた。」との感謝の言葉をいただきました。その後、亘理町の齋藤町長、齋藤副町長といちご団地を視察。皆で力を合わせて、世界一のいちごを目指して頑張って頂きたい。

最後に訪れたのは、仙台市内の「あすと長町」仮設住宅です。ここでは、住民代表との意見交換をしました。使い勝手の良い活動資金補助の要望、復興公営住宅建設にあたっての資材、人手不足についてなど、幅広い課題や政策について活発に意見交換しました。生コン等の資材、人手については、大臣政務官時代に対応していた事を紹介させていただきました。

これからも、故郷の復興を見守って参ります。

久しぶりの更新です。

12月26日まで、大臣政務官としての公務をしておりました。
選挙に負けても、大臣政務官でしたので、最後までやりきりました。
BRTの開通記念式典等に出席、退官挨拶、やりかけの仕事の指示等をして、全ての公務を終了しました。
最後の最後まで国土交通大臣政務官としての職責を果たさせていただけましたのも、支援者の皆様方、国土交通省スタッフのお支えがあればこそでした。
心から感謝申し上げます。

その後、12月27日から挨拶回りを開始しましたが、翌28日に私の母が亡くなり、その対応をしておりました。
年末に亡くなりましたので、火葬までは昨年末に親族のみで済ませました。
18、19日にお通夜、告別式をいたします。
新年会等への出席は控えさせて頂きました。
色々ございますが、頑張って参ります。

お通夜18日18時より。
葬儀19日11時より。
場所、斎苑別館。
仙台市青葉区木町通2-2-13
電話0222712230

昨日までに、選挙前の国土交通大臣政務官復興大臣政務官の仕事はやりきりました。

今日は、放射能対策で協力した丸森町に10年来の親友の細野豪志政調会長にお越し頂きました。
細野政調会長、鹿野前農水大臣、大勢の友人、先輩方がいたからこそ、発災以来、ここまでやってくる事ができました。
多くの皆様に、心から深く感謝申し上げます。

これから取り組む政策は、ホームページにアップしてあります。

http://kiyohito.p2.weblife.me/pg28.html


<<橋本清仁の復興への取り組みホームページ開設のお知らせ>>

http://kiyohito.p2.bindsite.jp/index.html



繰り返しになりますが、

我々は、様々な行財政改革をおこなってきました。

私の担当した分野でお話しします。

例えば、ダム事業。

再検証が必要な83のダム事業のうち、45事業の検証を終え、16ダムの中止を決定しました。

削減額は、総額4800億円になります。

検証の結果、必要な公共事業と、ムダな公共事業を明らかにしました。

その一方で、耐震化や、強化、更新等が必要なインフラの整備の為のお金が無い場所が、数多くあります。

必要な公共事業はしっかりとやる。不必要な公共事業はやめる。

命を守るコンクリートは、しっかりとつくり、維持する。

そして、日本だけでなく、世界中にもマーケットを開拓していく。

日本の建設、土木技術は、間違いなく、世界最高水準です。

また、その技術は、災害の多い日本においては、復旧、復興の為にも失ってはなりません。日本の為に、しっかりと守ります。


そして、復興交付金等で、様々ございますが、民主党政権の良いところは、それを受け止め、しっかりと改善するところです。



これからの日本は、方向性を変えなければなりません。

1990年は、現役6人で1人の高齢者を支えていました。

2015年は、現役3人で1人の高齢者を支えます。

2055年は、現役1人で1人の高齢者を支えなければならない時代がやってきます。

そんないびつな日本にしない為にも、子育て、医療、年金、介護にしっかりとお金を使わせていただきたい。

議員給料540万円カット、公務員給与カット。

そして、議員定数の削減。

ねじれ国会の中で、なんとかやってきました。

反省すべき点も、多々ございます。

しかし、民主党政権になり、合計特殊出生率も上昇し、自殺者も毎年減り続けています。

時計の針を戻してはいけません。

新しい時代に備えるべく、改善を繰り返す政治を、続けさせていただきたい。

これまでの励まし、お支え、お叱り、心から深く感謝申し上げます。

これからもよろしくお願い申し上げます。

解散後も公務は続きました。
最後の最後まで、復興の手は休めません。


山元町の災害公営住宅着工式でご挨拶。
山元町長をはじめとする皆様に、敬意と感謝。
今年度中に、被災地で最初に完成予定。
来春には、入居可能だそうです。
復興も、着々と進んでいます。


国土交通大臣政務官として、選挙前最後の仕事。
仙台港インターチェンジのオープン。
被災地の物流が加速され、復興が進みます。


復興大臣政務官として、選挙前、最後の仕事。
宮城県の各自治体との会議。
要望の多かった住宅再建支援の自治体間格差を解消する為に、震災復興特別交付税を最大1000億円増額する事を発表。
これで、町の再建が加速します。