最近、耐震偽装事件の問題を取り上げてきました。
この耐震偽装事件は検査機関の検査のズサンサも取り上げられています。
元々、検査を担当していたのが、公の機関でした。
建築の効率化、スピードアップを考えて、98年に民間で検査ができるようにしました。
私は以前から、効率化だけでは人は安心して暮らしていけないと言ってきました。
私は今も、郵便事業は公社のままで良いと思っています。そして巨大な郵貯簡保は、本来の役割である民業の補完に立ち帰り、その後検討するべきであるとの考えを変えていません。
耐震偽装疑惑からもわかる通り、効率化、民営化だけでは、人は安心して暮らしていけません。
小泉総理が押し進める民営化にしたがい、まさに、今の政権の支持者であるところの方々が、献金等と引き替えに、民営化を悪用するのです。
道路公団も民営化ではなく、廃止すべきです。
郵政民営化も、ハゲ鷹ファンド等を利するだけであると思います。
そして、今一番大事な事は、建設に対する信頼を取り戻すためにも責任の所在を明確化して、けじめを取らせる事だと思う。
あらゆる分野で、同じことがおきないように