dekakiyo2007-03-12

最近、選挙で忙しいを連発しすぎなので、趣向を変えてみようと思います。

私の夢、「日本一新。」という言葉を、竹に刻んで贈って下さった方が、最近お亡くなりになられました。
この、「日本一新。」が、遺作だったそうです。
魂がこもっています。
この方のためにも、夢をかなえなければなりません。



その事があってから、私の好きな言葉、感動した言葉を、少しづつ紹介したいと思っていましたが、時間がとれずにいました。
今日は大雪が降って、移動に時間がかかり、本日最後の会合に間に合わず、我が社のエース東山秘書さんに代理出席してもらい、時間が空いたので書いてみようと思います。

人により、タイミングや、環境が違い、ピンと来ないかもしれませんが、私にとっての人生を変えた言葉です。



私は、昔、数年間、他人のせいで、身体がぼろぼろになっていたことがあります。
痛かった、苦しかった。
身体がぼろぼろのまま、何も出来ず、一人で寂しく死んでいくのかなと思っていたこともあります。
私が悪いわけでもないのに、私を傷付けた人を恨んだりもしました。
誰も、痛さや、辛さをわかってくれない。
肉体的にも、精神的にも本当に大変でした。
両親、特に母には、大変な迷惑をかけました。今も、両親には深く感謝しています。

数年後、幸運にも、素晴らしい先生にめぐり合え、1年ほどの通院で働けるまでになりました。

ただ、健康にはなりましたが、私は、この時の事を、時間を無駄にしたと思い、苦しんだことを恥だと思っていました。

今思うと、それほど大して辛くもないことですが、当時の私にしてみると、大変な状態でした。

そして、私のこのマイナス思考を変えた言葉があります。

衆議院議員鹿野道彦代議士のもとで、修行をさせて頂く為の面接の時でした。
政治家を目指す理由を話しました。
http://d.hatena.ne.jp/dekakiyo/20050814
http://d.hatena.ne.jp/dekakiyo/20060717
そして、その時に、体がぼろぼろだった時の事も話しました。
自分を苦しめた人を憎み、苦しんだ時間を恥じているとも言いました。
鹿野道彦代議士は、若造のそれほど大して辛くもない人生を、しばらくの間、黙って聞いてくださりました。
聞き終わると、鹿野道彦代議士は、「どん底にいた自分を恥じるのではなく、そこから這い上がる自分を誇りに思いなさい。どん底を知った奴は強い。何でも出来るだろう。」そして、「過去を悔やんでも、人を恨んでも何も変わらない。前を見なさい。うちの事務所で、勉強しなさい。」とおっしゃいました。

この時、私は、鹿野道彦代議士を、師として仰ぎ、お使えさせていただきたいと思いました。
今思っても、私が師と仰ぐには、畏れ多い程、立派な先生です。



落選中の厳しい今も、この言葉には支えられています。
自分なりに少しアレンジしていますが。
「落選した自分を恥じるのではなく、そこから這い上がる自分を誇りに思えるようになりたい。落選を知った奴は強くなる。」
明日も、私の夢「日本一新。」に向けて頑張らねば!竹に「日本一新。」を刻んで下さった、お爺さんの為にも。