今朝、ホッキ貝で有名な宮城県山元町の磯浜漁港近くの砂浜にセントビンセント・グレーナディーン船籍の貨物船「JANE」号が座礁した件について、岡崎トミ子事務所にお願いしました。

 国土交通省を通じて海上保安庁に連絡を取り、防災対策官(環境防災課)から話を聞きました。 問い合わせたのは、油流出等による二次的被害が発生するおそれ、撤去の見通し、国の対応について。
 
 説明、回答の概略は次の通りです
 ・乗組員17名は全員救助された。
 ・積荷の石炭は、南相馬市の製紙会社で使用される予定であった。
 ・相変わらず荒天で、船は乗り上げたままである。
 ・上空から見る限り、薄く油の層のようなものが見える。
 ・外国籍ということもあり、撤去については、船主、保険会社に迅速な対応を指導中。
 ・油流出防止のため、燃料用空気抜き四カ所のうち、左舷二カ所を閉鎖。(右舷は波の打ち込みのため閉鎖作業不能)

 ・現地で対応に必要な調査等を急いで行っているところである。

 地元で二次的な被害に対する心配や、早急な撤去等を求める当然の声があることを伝え、迅速な対応と引き続きの情報提供をお願いしました。