山口二区の補欠選挙

後援者の方々に、「今回は、山口に応援行かないの?」と、よく質問されます。
後援者の中でも、「補欠選挙になると、橋本はすっ飛んでいく」が、おなじみになっているようです。
特に、今回の山口二区の補欠選挙は、ガソリン税暫定税率を巡る国会論戦に大きな影響をあたえるとても重要な選挙ですから、後援会の皆さんも関心が高いようです。
私は、今回の山口の補欠選挙には、応援に行きません。
動員がかからないからです。


秘書時代、代議士時代、落選してから、様々な補欠選挙にかり出されてきました。
秘書時代は、熊本、静岡あちこちとばされました。
民主党ができたばかりで人が少なかった時、副代表の若造秘書は、あちこち飛ばされました。
しかも、今と違い、国会議員の議席が空くと、すぐ選挙。
全国に飛ばされて、どこに住んでいるかわからないような時もありました。
年中、選挙でした。
そんな時、鹿野事務所の先輩方は、勉強の為に送り出してくれました。
ありがたかったです。
その後、補欠選挙は春と秋にまとめられました。
代議士時代の宮城二区補欠選挙は、私の秘書総動員、私の選挙区をあけてまで、戦いました。
惜しくも敗戦し、候補者が、小沢グループの後輩なので、二区の後始末を私の事務所で引き受け、その後、自分の選挙体制を整える間も無く、郵政解散
悔しかった。
落選中は、統一地方選挙中、石垣島も行きました。
政治にかかわってから、様々な補欠選挙に、自分の事も放り出して、突っ込んできました。
先輩達に、それが当たり前に育てて頂いたから。
だが、今回の山口の補欠選挙は動員がかかっていません。
参議院がでかくなったから、他に現職が沢山いるのもあるでしょう。
ただ、補欠選挙は総力戦。
政府自民党が、あらゆる力を使って、一つの選挙区を勝ちにくる。
露骨な圧力を使って。
補欠選挙は、一人でも多くの同士を必要としているはず。
にもかかわらず、我々には動員がかからない。
代表の戦略が有るのでしょう。
もしかしたら、補欠選挙の後、政局の後に、来るかもしれません。
心から待ち望んでいた事が。
解散総選挙
その為に、戦力を温存しているのでしょうか。


福田総理も、外遊を取り止めました。



辞める、もしくは、クビになった候補者が多い中、勢力を拡大しながら、なんとか生き延びました。
あとは、ラストスパートのタイミングだけ、間違わないようにしないといけません。
様々な利権のある業界団体から多額の献金、パーティー券収入がある自民党の現職と違い、圧倒的に少ない軍資金で戦います。
私にとっても、多くの仲間にとっても、郵政解散で落選した者にとっては、ラストワンチャンス。
選挙体制に入って、選挙が無かったら、立て直しは効きません。
二度は、きちんと組み立てられる余裕はありません。
勝つために見極めます。