後期高齢者医療制度、ガソリン暫定税率、日銀人事、年金。

地元を歩いていると、この4点の話が多いです。

以前にも書きましたが、自民党の法案審議の姿勢は、霞ヶ関が出してきた法案を、数の横暴でろくに考えもせず成立させてきました。
年金なんかも、無駄遣いそのままで成立させました。
暫定税率もそうでしょう。
霞ヶ関と一体の自民党では、霞ヶ関支配の日本は変わりません。

リンク先の以前の日記をご覧ください。

http://d.hatena.ne.jp/dekakiyo/20050608

http://d.hatena.ne.jp/dekakiyo/20050311



リンク先の、委員会審議を読むと、自民党の法案審議の姿勢が理解できます。
だから、後期高齢者医療制度の問題で、福田総理が突然名前を変えたり、自民党の内部で、今更ながら、勉強会ができたりするわけです。
法案審議の場で、きちんと審議すれば、良かっただけですけどね。


また、数十年前になされたアスベスト等の過去の法案審議の過程を調べてみると、政党間の談合である国対政治の体質がみてとれました。
何十年も前の事で、想像ですが、数の力でどうせ成立させられてしまうからということで、何かがあったのかもしれません。
過去の議事録をみると、突然、審議されなくなっているようでしたから。
あまりにも、不自然でした。

その中で、内情を知る私にとってみると、民主党の最近の是々非々の国会対応は、安心してみれます。
国会が安定してくれると、我々、修行組は安心してまわることができる。


ただ、問題は、国民の方々に民主党の考えが、浸透していないことです。
国民の方々が情報を得る手段としてのマスコミは、タイムリーな事を中心に、誰かの発言の事実に基づいて報道します。
例えば、後期高齢者医療制度の時は、小泉チルドレンのニュースばかりが報道されたために、国民は全く知らないうちに成立させられてしまったのです。
また、暫定税率がらみで、政府の圧力に屈した首長が、民主党批判をすると、そのまま報道します。
ただし、これは、マスコミが悪いわけではなく、タイムリーな情報を中心に、発言などの事実に基づいて報道するというマスコミの特性をきちんと理解した情報の発信を、自民党がしてきたということです。
さすがに、最近は、やっていることが酷すぎてボロが出てますけど。
マスコミの特性を理解して、情報を発信する役割の人をスピンドクターといいます。
小泉郵政解散をみてみると、政治としては否定しますが、情報の発信としては、学ばなければならないと思います。
ただし、民主党は、小沢代表で、変わったと思います。
というか、他の人では、自民党との戦いで、今の状況をつくれなかったでしょう。

修行中の私は、代表を信じ、地道に活動をします。