やっとここまできました。
発災直後から、各県連、与党、国土交通省に働きかけ、災害対策特別委員会国土交通委員会予算委員会で、繰返し提案し続けた甲斐がありました。
大畠国土交通大臣をはじめとする政務三役、菅総理国土交通委員会メンバー、被災三県、そして全国の国会議員の皆様のご協力に、心から感謝申し上げます。
特に、小泉俊明国土交通大臣政務官には、大変お世話になりました。
被災支援と、当面の復旧・復興支援のための高速道路の無料化は、6月20日から始まるようです。
本格的な高速道路の無料化は、第二次補正予算の成立後になります。
本格的な無料化のためのシステム変更には2ヶ月かかることから、一刻も早い2次補正成立を目指すよう政府に要望して参ります。
また、システム変更前でも、現場対応できるような方法も提案して参ります。
そして、県の道路公社管理の仙台南部道路仙台松島道路については、国から県の公社にお金を直接入れるのが法的に困難です。
村井知事からの要望「本格的な無料化に際して、県の道路公社管理の高速道路の減収補填について特段の配慮を求めたい。」については、与党国土交通部門会議において私が質問した際、池口国土交通副大臣から、「様々な方法で、県の負担をできるだけ軽くする方向で調整したい。」との答弁を頂いておりますので、実現に向け活動してまいります。



被災者支援及び・復興支援のための東北地方の高速道路の無料開放について


1、被災者支援として
東日本大震災による被災者及び原発事故による避難者については、被災証明書等の提示により東北地方(水戸エリアの常磐道を含む)を発着とする利用を6月中旬から無料開放する。


2、当面の復旧・復興支援・復旧・復興の物資等輸送のため、東北地方(水戸エリアの常磐道を含む)の中型車以上の車両(バスを含む)については、その緊急性に鑑み、当面、6月中旬から無料開放する。
※上記1、2の措置については、災害時における無料開放措置に類するものであることから、道路整備特別措置法第24条に基づき、料金を徴収しない車両として国土交通大臣が指定、告示して速やかに実施する。


3、本格的な復旧・復興支援
・2次補正で予算を確保した上で、東北地方(水戸エリアの常磐道を含む)の全車種について約一年間無料とする。