初めに、年金給付の時効消滅の特例法案対応で、民主党批判が出ていますが、そもそも年金保険料納付記録問題自体、民主党が追求したことによって世間の明るみに出たわけです。
追求しなければ、闇の中ですよ。。。


そして、政府案の年金給付の時効消滅の特例法案(別名:安倍総理救済特例法案)について。
国会議員年金廃止法案(本当は廃止ではなくて国会議員年金維持法案)の時と同じ
http://d.hatena.ne.jp/dekakiyo/20051206
ネーミングだけ感じよくして、中身は最悪。。。
今回の与党の年金時効特例法案は「消えた年金」問題の責任をうやむやにするものです。



民主党厚生労働委員会のエース山井和則先輩が厚生労働委員会でいっていたけど、今の年金制度は、「国家による振り込め詐欺」みたいなもん。
だいたい、保険料をキチンと払っていた人が、年金をキチンと給付されるのは当たり前。

そもそも、この法案では、年金保険料納付記録支払者の不明5000万件は救済されません。
この法案で何人救えるのか明らかになっておらず、何も答えない。ただの安倍総理救済のアリバイづくり。
松岡問題の目くらまし。
法案に自信があるなら、きちんと審議するべきでしょう。
ボロが出るから、審議しない。
キチンと審議して、責任の所在を明らかにすべきでしょう。
責任の所在を明らかにしなければ、このままやりたい放題ですよ。
まあ、今回の場合、法案の目的が、年金制度の不備で困っている方の救済ではなく、松岡問題等の目くらましであり、安倍総理救済が目的ですからね。
やり方も、何でもあり状態。
危険な状態です。


今の年金制度は、日本の国民からお金を巻き上げるシステムでしかない。

今の年金制度では、集めたお金を他に流用されまくりだし、真面目に払っている人ほど馬鹿をみます。



自民党幹部は、年金を政争の具にするなとか、参議院の争点作りだとか、、、、
そんな次元の話ではない!!
この問題は、大問題です!!
自民党は、なんとかこの問題をうやむやにしようとしてる、、
安倍総理救済に、税金ばら撒き。。。
保身のためなら、人の命も、、、、
何でもありの人たちだから。



日本を変えるため、超巨大与党を相手に、上空の戦いは、極端に少ない兵力で国会組が頑張ってくれている。
地上戦の私も、頑張らねば!!


ちなみに、政府与党の「国民年金法改正案」の二大問題点。
法案をみる限り、基本的に払った年金戻ってこなさそうです。
1 社会保険庁を解体し、非公務員型の「日本年金機構」に公的年金業務を引き継ぐ独立行政法人にすることにより、今までの責任をうやむやにし、そして、特殊法人でありながら、職員の給与が全額税金で賄われるごまかしをする。さらに、天下りの規制から外れることも問題で、「天下りし放題」になる。
2 年金保険料の使用範囲が「教育および広報」「相談その他の援助」「利便向上に資する情報提供」などにわたり、いままでよりも広範に年金保険料が流用される。



写真は現職の時、年金制度の欠陥で無年金の障がい者がいると知り、何としても助けなければという思いで提出した無年金障がい者救済法案をつくった時の物。写真奥から、橋本きよひと、菅直人代議士、泉房穂前代議士、山井和則代議士
http://d.hatena.ne.jp/dekakiyo/20041114
民主党厚生労働委員会のエース山井和則先輩頑張って!!