日米TPP事前協議について(自動車)


大河原町議会議員選挙終わりました。
当選して欲しかった候補者4人全員当選なされました。
特に民主党公認のます和也さんは、トップ当選。
候補者、後援会の皆様の頑張った結果でした。
おめでとうございます。
私も、頑張ります。



最近、離党した友人数人と話していたら、TPPにしても、原発にしても、社会補償制度改革にしても、民主党の中には、本気で頑張っていた人達が居たと言っていました。

TPPについて、話します。

私が国土交通大臣政務官時代の担当業務に、自動車がありました。
米国との自動車のTPP事前協議については、国交政務官の時に、自動車分野だけ、機密報告を数回にわたり細かく受けてました。
細かくは書きませんが、米韓FTAを考えても、安全基準、関税等々、とてもじゃないけれど受け入れられない内容でした。



報道によると、日米両国は、TPPの事前協議において、自動車分野で米国の関税撤廃を最大限に後ろ倒しをする事で合意しました。
そして、「輸入自動車特別取扱制度」の年間販売台数上限を拡大します。
残念ながら完全に失敗です。



交渉に入る時期を決めてしまっていたので、米国の要求を、そのまま丸のみしてしまったのでしょう。
大統領との会談もあったので、お土産だったのかもしれません。



米国の要求を受け入れると、他国との交渉にも影響します。



そして、日本にとっての最強カードの一つである自動車が丸のみだと、他の分野も丸のみに近いものになりかねません。



安全基準、流通制度、補助金制度などについても、完全に持って行かれると思います。

今回の様な丸のみ合意内容では、これから先、国民の安心、安全が脅かされます。